06年1月末神奈川県の小学校の20代の男性教諭が
担任をしていた当時6年生の男児の背中に
「僕は女子更衣室に侵入しようとして失敗したおバカさんです」
と書いた紙をはり付け男児が約1ヶ月間不登校になっていた
市教育委員会は同年6月「不適切な言動があった」として
教諭と校長を訓告処分にした。
市教委によると男性教諭は女児から報告を受け
男児から一切事情を聞かないまま紙をはり付け
男児が泣き出すと「泣いているんじゃない」と言い放った
男児の保護者からの抗議を受け学校が女児らから
事情を聴いたところ侵入の事実はなく
校長と教諭は非を認めて謝罪した
教諭は「事実の確認もせず軽い気持ちでやってしまった」と釈明
07年4月別の小学校に異動した
市教委は「児童を守るべき教師にとって許されるものではない
訓告処分だったため公表はしなかった」と言う
・・・・・・・・・・・・子どもの背中や胸にこのような紙をぶら下げる行為は
恐らく全国の学校でも珍しくないでしょう
それは教育という名のもとに行われる懲罰行為
見せしめ、さらしものという子どもへの精神的虐待であり
子どもの尊厳を踏みにじる人権侵害です
もしこのようなことが別の組織、たとえば職員室、会社、職場、近所などで
大人に行われたら大問題になるはずですが
なぜ子どもなら例外に扱われるのでしょうか?
子どもも1人の人格として尊重されるべき存在であること
大人と同じように基本的人権があるということを
まったく理解できていない大人が子どもの身近にいることが問題です
同様の人権侵害を繰り返さないため
再発防止のためにこそ
このような事例は公表し社会的に
問題提起をする必要があるはずです・・・・・・・・・・・・・・
<チェリーセージは花もかわいいし香りもいいですね>