3年生3クラスでいのちを守るための授業をしました
3年生は一般的にはギャングエイジと言われ
エネルギーにあふれていて元気いっぱい
授業中にもじっとしていなかったり
おしゃべりをしてしまったりすることが多いのですが
とても真剣に集中していました
大きな目を見開いて「うん うん」とうなずきながら
話を聞いてくれる子ども達には
本当にいのちの輝きにあふれていました
こちらからの質問にも一生懸命考えて
自分なりの言葉で応えてくれました
感心して「そうかあ なるほどね」とか
「うん そうだね よく考えたね」とか
「すごいね 頭いいなあ」とか思わず言いました
子ども達は頭が柔軟で何でも知りたい
聞きたい、学びたいという勢いがあり
可能性に満ちていると感じました
しかし帰りの駅のホームで同じ年頃の子どもが
大きなリュックをホームに置いて
崩れるように眠り込んでいるのに会いました
電車が来ると大人をかきわけて
優先席に座るとまた泥のように眠ります
まるで残業帰りのサラリーマンより
疲れ切っているようでした
これから塾に行くのでしょう
親は子どものためと信じているかもしれませんが・・・
「沈黙の春」で環境破壊を訴えた
レイチェル・カーソンは
「センス・オブ・ワンダー」の中で
子どもの豊かな感受性を育むためには
自然と接する、自然の中で過ごす時間が
何よりも大切だと言っています
私はこの子の心を覗いてみたかったです
<タマスダレは子どもの頃によく見た花なのでなつかしいです>