こどもからのいじめの相談

小学3年生からいじめの悩みについて
メールや電話で相談を受けています

1年のときからいじめられてる
靴を隠されたり嫌なあだ名を言われたり

親に話すと怒って学校に行っちゃうから言えない
先生も皆の前で話すからばれちゃうから言えない
友だちも仲良くしていてもいじめっ子の方についちゃう

どうしたらいいんだろう?
毎日楽しく学校に行きたいよね?
そのためにはどうすればいいだろう?
と聞いてみたら

道徳の時間に皆でいじめのことを考える
授業をやってほしい
と言いました

自分がいじめられてるとか
誰がいじめてるとか
そういうことじゃなくて
クラスの皆でいじめのことを考えることの大切さを
子ども自身が実感していること
そのまっとうな感覚に驚きました

1つ1つのいじめについて対応しようとすると
被害者は誰か
加害者は誰か
誰が責任をとるのか
などどいう次元の話で終始しがちです

そうすると二重に傷つけられたり
子どもの心の取り扱いも
大人の人間関係も
非常に難しくなります

目の前のいじめをすぐにやめさせることも大切ですが
簡単ではありません
それよりもクラス全体の共感意識を高めたり
いじめのことを一緒に考える
予防教育がもっとも大切だというのが
当会の考え方です

そのための出前授業を
たくさんの子ども達に届けたいと思います

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