羊水とはどういうものか。
日本の若者は学校でどれだけ教えられているだろうか。
手もとにある日本、中国、台湾、韓国、アメリカ、イギリス、
フランス、オランダ、チェコ、ギリシャ、スロベニア、
ニュージーランドの高校生物の教科書を確かめた。
すべての教科書がウニやカエルを例に
動物の発生を説明している。
続いて日本を除くすべての国では、ヒトの発生を扱っている。
さらにヒトの妊娠や胎児を育む仕組み、羊水や羊水診断、
避妊などについてもしっかり書いてある。
それに比べて日本の教科書は、
ヒトの発生は学習指導要領の範囲外のため、
羊水はほとんど扱っていない。
羊水や羊水診断をわかりやすく説明し、
胎児の写真や出産シーンまで載せている
諸外国との差は大きい。
日本の学習指導要領では、ヒトの発生は著しく軽視されている。
現在の日本の教育は、本人と家族の健康について
正確な知識と考え方を伝える場として有効に機能していない。
<オウバイは迎春花ともよばれているそうです>