中学3年生のＫ君が見事志望校に合格しました。
Ｋ君は中学校で不登校になり
家から一歩も出られない状態でしたが
家ではパソコンに熱中していて
どんどん上達していったようです。
12月のある日、Ｋ君は母親と共に
サポートセンターに顔を出しました。
それからは1人でセンターに通い、パソコン関連の作業をこなし、
中学生ながら立派にボランティアとして人の役に立ってくれました。
そして自信がつき、1月からは中学校に通うようになりました。
しかし2年間のブランクのため授業にはついていけなかったようです。
それで夏休みからボランティアによる学習サポートが始まりました。
工業高校を目指したいという目標がはっきりしているため、
大変な集中力で頑張りました。
塾講師などのボランティアがマンツーマンでサポートした結果、
見事志望校に合格しました。
中学校に通うようになってからのＫ君は
修学旅行や体育祭、合唱コンクール、卒業文集作成などを
同級生と夢中になってやっていたようです。
これらの体験は学校に行かなければできない貴重なものであり
青春の思い出となるでしょう。
学校は勉強するだけではなくて
そういう楽しい事もいっぱいあるんですね。
まるで今までのブランクを取り戻すような勢いは、
きっと高校生になって益々パワフルに磨きが掛かるでしょう。
＜キンセンカは早春の房総半島の花畑に必ずある花です＞
