「世の役に」意味考える 投書欄より

今年、市役所高齢福祉課から「生活機能評価」という
調査票が送られてきて、その項目の中に
「あなたは世の中の役に立っていると思いますか」というのがあった

世の中の役に立っている人といえば
すぐにボランティアや町内会の役員さんたちが思い浮かんだが
私は順番せいの組長役も免除してもらっているし
体の調子も悪いので「役に立っていない」に印をつけ提出した

その後、このことについて考えているが
「世の中」は持ちつ持たれつという言葉もあるとおり
強者ばかりで社会を作っているはずはないと思う

寝たきりの老人であってもその人の存在が
家族の支えになっていることもあろう
また選挙ともなれば世のため人のためになると思う人に投票して
間接的にせよ世の中の役に立っているのではないかと思った

こう考えるとほとんどの人が世の中の役に立っていると
言えるのではないかと思う
質問者の意向はともかくとして、以来
「世の中の役に立つ」とはどういうことであろうかと
考え込んでいる

・・・・・子どもでも大人でもこういう質問をされて
違和感を感じない人はいないだろう
質問自体が世の中の役に立たないのではないだろうか?
この80代の男性の投書は世の中への貴重な問題提起ですね・・・・・

<ヒマワリが力強く咲いています>