フィンランドの学校で 「休日」は休むためにある?

「宿題は?」「ないよ」
「何で 金曜日だよ?」
「金曜日だから ないんだよ」
週末の私と息子の会話だ
日本人の感覚からすれば休みだからこそ
ドリルを多めになどと考えてしまう

納得のいかない私に息子が悟りを開いたような目で
「お休みはね 『休む』ためにあるものなの わかる?」
こんなやり取りを何度繰り返しただろうか

休むための休日 こんな単純なことを理解するのに
私はかなりの時間を要した
2ヵ月半の夏休みも宿題は出なかった
休み前に先生が言ったことはただ一つ
『思いっきり遊びなさい」

フィンランドには塾も通信教育もない
すべての小学生は受験とは無縁の世界にいる
思う存分息子は遊ぶ
趣味に時間を費やす子も多い
子どもの真のゆとりがここにはある

そんなフィンランドが国際的な学力調査PISAで
1位という好成績を収めている
理由は幼い頃からの過密な勉強なんかではなさそうだ
となれば やはり基礎教育をになう
『学校』がキーとなるだろう

・・・・・・・先日テレビで夏休みの自由研究のための講座に
親子で参加している様子が放映されました
自由研究の「自由」とはいったい誰の自由なのか?と
不思議に思いました・・・・・・・

<ほおずきは夏の思い出ですね>