投書より 「いじめ被害助け求めて」

学校生活12年間私には絶えずいじめがつきまとった
それでも自分が被害者だった間はむしろ楽だった
高校1年の時初めて立場が逆転して
私は本当の恐怖を味わった

逆転とはいっても半分はまだ被害者だったのだが・・・
私は集団無視にあって屈服し相手の言いなりになって
同じいじめにあっていた友人の見方になる勇気を失った
だからやっぱり私は加害者になったのだつた

どうしてこんなことになったのか?
集団無視は断続的に繰り返されては
「このへんで許してあげる」と小休止した
親切と意地悪の反復に振り回されて
私は次第に「自分が悪い」と思い込んでいた

つまり「善」と「悪」が自分の中で逆転した
本当の恐怖とはそういうことだ
我に返ってみれば一生の後悔を負っていた
だから今いじめられている人に私は言いたい
「あなたは悪くない。“まだ”悪くないのだ」と。
今のうちに助けを求め、自分を守ってほしい。
そうすればきっと、私のようにならなくて済む。

・・・・・・今30代になっている人の心に
これ程に重くのしかかる子ども時代のいじめ体験
そして当事者にしかわからない心の動きを的確に表現して
大人になってから投書してくれた真剣さと勇気に
感謝します・・・・・・・・

<ニチニチソウが暑さに負けず咲いてます>