学校に来ても教室に行かずに保健室で過ごす
「保健室登校」を続ける公立高校の生徒の割合は、
2006年度で千人当たり2.8人となり、
5年間で2倍に増えたことが、日本学校保健会による
保健室の利用実態調査で明らかになった。
公立小中学校でも保健室登校の割合が増加。
こうした子どもたちの中には、
友人関係の悩みなどを抱えているケースが多いという。
(中略)
調査結果によると、
01年度に高校で保健室登校していた生徒は
千人当たり1.4人だったのに対し、06年度は2.8人。
中学校も5.6人から6.6人、
小学校も1.2人から2.0人へとそれぞれ増加した。
学年別で見ると、小中学校を通じて男女とも中3が最も多く、
千人あたりの割合は男子が4.6人、女子が12.9人。
次いで男女共通して中2、中1の順となっており、
中学校での対応が大きな課題となっている実態が
改めて浮き彫りになった。
性別で割合を比較すると、小1で男子が女子を上回った以外は、
小2から高3までいずれの学年も女子の方が男子の2−3倍だった。
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