発足して11年目の現在、スタッフ体制が非常に充実してきました。
問題意識の共有化とポジティブな向上心、安定した責任感に
裏付けられたチームワークが有機的に機能しています。
特に今年度はスタッフ研修に重点を置き
様々な機会をとらえて積極的に外部研修にも参加しつつ
新たに放送大学で希望科目を選択し自宅学習をはじめました。
「基礎発達心理学」「子ども・青年の生活と発達」
「教育社会学」「カウンセリング概説」等です。
私が特に興味深かったのは、心理学会においても
明治開国以来の欧米コンプレックスが根強く、
文化や社会的要因を反映しない普遍性の強調についての指摘が
未だに学会で少数派であるということでした。
これは日頃からNPO活動の中で社会教育や人権教育について
常に実感していることと通底しており苦笑せざるを得ませんでした。
いずれにしてもぶつ切りの知識の断片でもなく、
カルチャースクールでもなく、
自宅にいながらにして体系的に学べる放送大学は
様々な状況にいる皆さんにおすすめです。
<キンモクセイはいい香りがします>