昨年に続き、今年も田中敏先生(信州大教育学部)をお招きして
スタッフ研修を行いました。
子どものいじめをテーマに、
基本的人権とは、行動の動機(始発動機と維持動機)、
行動調整のしくみ(行動基準の作られ方)など
密度の濃いお話をたくさん伺いました。
先生から学んだことを生かして
プログラムをより完成度の高いものにしていきます。
以下、スタッフの感想です。
マンガ「心の授業」を読み昨年研修でお話しを聞き、
親子でとても勉強になっています。
今回もお話しが聞ける事を大変楽しみにしていました。
話しは少しズレますが、
先日「思春期」の講演会を当会で開催しました。
参加された保護者の方から
親が話す事を素直に聞いたり納得する年頃ではないので、
本などで良いものがないか?と聞かれた際
田中先生の本をお勧めしました。
今年の田中先生の研修でのお話しは多岐にわたるので
全て紹介出来ないのが残念ですが一部紹介いたします。
人間は他の動物と違う点は、習性で生きている動物に対して
習性と心で生きているのが人間
生まれながらに接触性を持ち心を成長させて生きている。
心 言葉では簡単ですが心を育てる成長させることは、
親としてとても難しいことです。
そのヒントが沢山詰まっているのが、
マンガ心の授業だと思うので是非親子で読んで戴きたいなと思います。
今回田中先生からも思春期のお話しを伺うことが出来ました。
その後改めて先生の著書プログラム駆動症候群を読みました。
心がない、育たないこと改めて考え、
生まれてきてからの親子関係人間関係
もしくは、環境などの大切さや難しさを私なりに今も模索しています。
ひとつのヒントは、親のユーモアと笑いや笑顔。
と簡単に紹介してしまいましたが、
難しく考え過ぎずに実践できるところから
いつも教えてくださる先生は素晴らしいです。
(ボランティアスタッフM.K)