まず、子どもと大人両側に対しての
ワークショップとのことでしたので
どのような体制で話しが進められるのか
始まる前から気になっていました。
前半は子ども、大人両方が関われるような進行で、
後半は大人向けに内容を変更し、
より深い部分を説明されているのが印象的でした。
私は、子どもに対しては「なぜ?」といった説明を加えて
安全について話しを薦めても理解がなかなか出来ないと思うので、
ロールプレイを用いて分かりやすく話しを
簡潔に伝える方法は効果的と思いました。
特に、高橋さんの子どもたちの注目を集める方法が
巧みであり学んで生きたいとも思いました。
相当な回数をこなしていないと
あんな風にスムーズにことを進められないでしょう。
また、ロールプレイ中にある子どもが積極的に参加してくれていて、
その子どもを主体に全体の参加を促す方法は
とても良い戦略であると思いました。
さらに、後半の大人だけのセッションでは、
親の真剣さが伝わってきて嬉しかったです。
というのも、学生の私が発した言葉にさえもちゃんと耳を傾け、
また、親御さんたちもよりよい生活を求めていることが伝わってきたからです。
後半部分で、高橋さんが自己の安全、よい環境を作るためには
一単位の家族間では出来ないことを指摘したときに、
皆の表情が曇ったのが印象的でした。
現在の社会、より核家族化などの現象が増えていて、
人と人との繫がりが弱くなっている傾向もみられますが、
それに飲み込まれないような地域ネットワークの形成は
今後の社会において重要要素ではないでしょうか。
(ボランティアK.M)
<ギョリュウバイが咲いています>