いじめをやめようワークショップ

先日、練馬区内の区民センターで
「CEPいじめをやめよう」ワークショップを実施しました。
参加者は、小学生17人、保護者17人。
前半の子どもワークショップでは、
最初の「童話や昔話を通じていじめを考える」ところから
子どもたちがぐいぐい引き込まれ、活発な声が聞かれました。
後半の保護者向け講座は皆さん真剣な表情で話に耳を傾けておられ、
質問がたくさん出て、いじめの問題に対する関心の高さを感じました。
このような講座を通じて、いじめのことをタブー視せず、
家庭や学校でオープンに話し合うきっかけをつくっていけたらと考えています。

参加した保護者の感想を一部紹介します。

*いじめられることに対しては気になるが、いじめていることに対して
「自分の子は大丈夫」という変な自信を持っていたことに気づきました。
いじめていることに対しても、いじめられていることと同じくらい
気にしていきたいので、何気ない会話、テレビなどを題材にして、
うちは2人子どもがいますが、
1対1、1対2で状況に応じて話していきたいです。

*いじめについて親子で考えるいい機会になりました。
「いじめはなくならない」ということは少しショックでしたが、
こういう学びの場は必要だと思うので、また高学年、中学校と
機会をつくっていただきたいと思います。

*うちの子どもはなかなか相手に対して「イヤだ」「ヤメテ」など
言えないタイプなので、親としてはもどかしい気持ちでしたが、
今日の先生のお話をお聞きして、
できなかったら逃げちゃってもいいんだと気が楽になりました。
子どもは親の姿をよく見ている、いずれその通り育つと信じて
示していきたいと思います。