身土不二と医食同源

昔から身土不二とか医食同源といった言葉があります
身土不二とは自分が生活している土地で収穫したものを
食べることが一番自然であるという事
例えば暖かい地域に住む人は暖かい地域で採れたものが身体に合うなど

医食同源とは病気の治療としての薬と毎日の食べ物とは同源である
つまり食べ物は人間の健康に切っても切れない関係がある
といった意味でしょうか

現代は食べ物が体を作り体が心を作るという当たり前の基本が
あまりにも忘れられているような気がします

例えば
「食べ物を変えれば脳が変わる」
「心の病は食事で治す」
「うつは食べ物が原因だった」
「キレない子どもを作る食事と食べ方」
「今あるガンが消えていく食事」など
食べ物と心と体の関連についての本が数多く出版されています

思春期問題や不登校や子どもの状況を改善したい親にとって
様々な複合的要因があるはずですが
親としても出来ることが少なくないわけです

例えば社会環境をすぐ変えたり、
学校の先生や友達を変えたりすることはできないけど
子どものためにささやかでも自分で出来ることをやってみよう
と考えるのも積極的な選択肢の一つです

その様な意味で小児漢方医の王先生の講演会を企画しました
しかし多くの保護者の方は恐らく
今すぐ子どもを何とかして欲しい
とりあえずは高校までは卒業しなくちゃ
今時大学は出ておかなくちゃ
などで頭がいっぱいなのでしょう

その前にまずは
人とふれあう喜び、学ぶ意欲、社会への好奇心など
心の奥に冬眠している子どもの生きるパワーを
引き出すことが大切ではないでしょうか
当会ではそのサポートを目指しています

<アガパンサスがきれいですね>