井上尭子 東京化学同人より
*薬物乱用は乱用者自身の身体的精神的な問題にとどまらず
家族や友人さらには社会全体の問題になる
例えば病気、失業、離婚、家庭の崩壊、殺人、
傷害、凶悪犯罪、自殺、コカインベビー(次の世代)
*薬物乱用とは誤った使い方で結果の予測ができない事が最大の危険性
*デザイナードラッグとは法規制を逃れるために化学構造を
一部変えて合成し販売するもの
*ゲートウェイ・ドラッグとは(入門薬物)
大麻や覚せい剤検挙者の35%は最初はシンナーを乱用した
大麻事犯検挙者の37%はほかの薬物を乱用していた
好奇心で大麻などを使う場合もいずれはハード・ドラッグに移行する
(ハード・ドラッグとはコカイン、ヘロイン、覚せい剤など強力なもの)
*オランダでは大麻を容認しているがその理由は
地理的に貿易が盛んなため薬物流通の中心地になっている
ハード・ドラッグへの転落を防止するためやむを得ず容認している
決して安全というわけではない
*薬物乱用防止教育とはライフスキルである
意志の決定、コミュニケーションや他人との接し方
ストレス対処などの能力向上を目指したトレーニングである
<昼顔もそろそろ終わりですね>