幼児期からの人権教育 ラルフ・ペットマン(オーストラリア)

ある校長の詩より

「子どもたちは生活そのものから学ぶ」

いつも批判ばかりされて生きていたら
子どもは他人を非難することを学ぶ

いつも敵意を向けられて生きていたら
子どもは争うことを学ぶ

いつもあざけられて生きていたら
子どもはこわがりやになることを学ぶ

いつも恥辱を受けて生きていたら
子どもは罪悪感にとらわれることを学ぶ

いつも寛容な心で見守られて生きていたら
子どもは忍耐を学ぶ

まわりの人々から励まされて生きていたら
子どもは自信を持つことを学ぶ

ほめられながら生きていたら
子どもは感謝することを学ぶ

いつも公正な扱いを受けて生きていたら
子どもは正義を学ぶ

いつも安全に守られて生きていたら
子どもは確信を持つことを学ぶ

人々の承認を受けて生きていたら
子どもは自身を愛することを学ぶ

容認と友情を受けて生きていたら
子どもはこの世界に愛を見つけることを学ぶ

<ツリガネニンジンはかわいい花です>