『ルール』で減らすいじめ

『いじめをなくす50のルール』

先日東京であったいじめをなくす教師の会の全国集会で
ある小6のクラスの取り組みが報告された

授業中子どもたちは紙飛行機を飛ばしたり
トランプしたりで先生を無視。そんな中でいじめもあった
そこで毎朝1つルールを決め帰る際
守れたかどうかを子どもたちに考えてもらった

『ありがとうと言おう』『腹が立ったら深呼吸しよう』
一つ一つのルールはささいなものだ
でも毎日続けることで少しずつ教室が落ち着き
いじめも減ったという

『ルール』は頭ごなしでなく納得を重ねて信頼関係を作るための工夫だ
『人にはそれぞれ個性があって感じ方や考え方もそれぞれ
だから人の考えを大切にしよう」といったように
子どもたちがなるほどと思えるようにルールを伝える
ただそれでも小さなきっかけでいじめはぶり返し今でも道半ばだという

2008年度全国の学校から報告が上がったいじめの件数は84,648
調査上は2年連続で減少しているが
『50のルール』作りを手伝った中学教諭千葉孝司さんは『ありえない』と言う
『現場がいじめから逃げている結果では』
千葉さんが特に問題だと思うのは「でも君の方だって・・・・・」と
いじめられる側の非を口にする教師だという
「だからいじめがなくならない。いじめは100%加害者が悪い」
いじめをなくす。それを自分の仕事と思う先生が1人でも増えてほしい

・・・・・・いじめは大人の世界にもあるので、なくならないかもしれないけど
減らす事はできると思います。
そのためには「いじめは悪い」『人を傷つけるのは良くない』ということを
皆が理解できるようになりたいですね・・・・・・・・・

<胡蝶蘭も長く咲いてくれますね>