この市民グループは日野市と八王子市の境の里山に
道路建設計画があることを知り
そこに住む農民と周辺の新住民とが協力し
都市の中に残る貴重な里山を残し
耕作放棄地や休耕田にしないために
素人の都市住民たちが農業に取り組んだものです
農民と新住民の出会いと絆
農業という共同作業を通した地域社会の再生
自然環境の中の子どもたちの学びと成長
都市と自然の共存する街づくりなど
非常に貴重な先駆的取り組みですが
数十年間にメンバーの高齢化が進み
活動の継続も大変な状況のようです
しかし一度消えてしまえば再生することは困難です
この都市の中の奇跡の里山を残すことの意味は
今日ますます大きくなっているのではないでしょうか?
多摩都市モノレールのすぐそばにある里山を見た人は
誰もがきっと驚きと懐かしさを感じるでしょう
・・・・・・・今年は冬の間も田んぼに水を張ったそうです
そうすれば小動物が生息して春には子どもたちが
楽しむことができるからだそうです・・・・・・・・・