結局は自分の覚悟しかない 久保田利伸より

何かを変えるためではなく夢をかなえるためにNY へ

お陰でずいぶん精神的に強くなりました
当たり前だけど自分の行動や発言にも責任を持つようになった

音楽活動の経験以上に長くNYで暮らしていること自体が意義深い
アメリカでは若い人もミュージシャンもみんな政治に
関心があってよく討論している
そこにいるといやが応でも社会を見つめるし、自分はどうか、
日本はどうかと考えるようになる
だから物事をより深く見つめ、とらえるようになりました

今年1月リリースされたシングル曲「Tomorrow Waltz」は
NHKドラマ『君たちに明日はない』の主題歌として作られた
ドラマ自体がリストラがテーマだったのでこの厳しい世の中を
生きていくためにはどうしたらいいのか、僕なりにいろいろ考えました
自分の人生を振り返ったり社会を見つめなおしてみたりしながら

誰にでも迷った末にたどりついた答えがあって
そこから新たな何かを始めようとする勇気が芽生えたら
それは自分から生まれたものなんだから
まずは自身でその勇気を大事に温めてあげようよ
といったやわらかな人間らしさのある曲にしたいと思ったんです

曲作りのお陰ですごくいいタイミングで社会や人生、自分自身について
考えることができた
『つまるところ、人生は自分の判断と覚悟次第なんだ』と
歌詞を書きながら実感できた

・・・・ ラ ラ ラ ラーラ ラーは歌詞が浮かばなかったから
という話にはびっくり!・・・・・

<そろそろ田んぼのあぜ道ではセリ摘みの季節ですね>