内食ブームだけど “貧乏メシ”ほどほどに

ラー油ごはん、野菜しゃぶしゃぶ、天かすうどん

消費者物価指数は13ヶ月連続のマイナスで世はデフレの嵐
安いメシが体にいいのか心配でもある

こうした“貧乏メシ”に医学博士で管理栄養士の本田京子さんは
「戦後間もない頃の食生活に戻っているようだ」と警鐘を鳴らす
「今の学生たちは携帯電話にお金をかけ、食費を削る
でもこれは間違ったお金の使い方
食は生きることの基本なのに」

では安くて体によいメシとは。本田さんは
「体によい食べ物は安い。野菜が高いならモヤシで代用したり
タマネギやニンジンなど保存が利くものは価格が比較的安定している
食べ物にもっと関心を持ち、その時期ごとに賢い買い物をする癖を付けて」と話す

最後にこの道の「玄人」に学んでみたい
「貧乏という生き方」の著者で全日本貧乏協議会会長、自称「貧乏写真家」の
川上卓也さん(35)=茨城県常総市=は自身の“耐乏”体験から
「総じて旬の物は安く栄養も量もある。今だったら庭に生えているノビルを摘めばタダ
生でも素揚げでも、かき揚げでもおいしい」と明かした
牛丼チェーンは安さを競うが川上さんは「自炊した方が安い」と断言

・・・・・・・・食とはただ空腹を満たすためのものではなく
私たちの血となり肉となり、日々の積み重ねが自分をつくる源です
貧乏であれば体こそが資本ですから
益々健康に留意しなければならないと思います・・・・・

<田んぼのあぜ道にクローバーが咲いています>