ジェイン・プラントCBE（インペリアル大学応用地球化学教授）
これで世界１６カ国で出版されたことになる
私は乳製品を完全に断ち切ることによって再発・転移を繰り返す
乳がんを克服し、本書はその闘いの物語である
英国で2000年に出版されたとき批判・非難の嵐が巻き起こった
私たちは乳製品は自然が生み出した完璧な栄養食品であると思い込まされてきた
しかしその後医学界の風向きが変わり医師でない私が英国王立医学協会の
終身会員に推挙された
誰一人として初版の内容に変更を迫るような科学的事実を提示することはできなかった
ミルクは哺乳類が生後の短期間だけ食用とするように設計された食品である
したがってミルクには子どもの急速な成長を支えるために
いろいろな成長促進物質が含まれている
牛乳はたしかに急速に成長する子牛(体重が１日に１キロ増える)にとっては
完璧な食品である
だからといって乳児(１キロ増えるのに１月かかる)にも良い食品ということにはならない
離乳期を過ぎてもなおミルクを飲む哺乳動物は人間をおいてない
成長が止まった成人がこのような成長促進物質を含む牛乳を飲んだらどうなるのか
この問いに答えたのが本書である
・・・・・ヘビースモカーがみんな肺がんになるわけではなく
牛乳をたくさん飲むとみんな乳がんになるわけでもない
ただ牛乳という強力な液体を成人が飲んだら体内に潜んでいる
がん細胞の分裂・増殖を刺激するかもしれないということらしい・・・・・
＜フジバカマがそろそろ咲きます＞
