健康和食でうつ抑制 野菜・豆摂取で頻度44%

国立国際医療研究センター発表より

食事のパターンに分けて解析した研究は欧州で2例あるが
日本では初めて。
研究グループは2006年福岡県の勤労者(21〜67才)521人に
1ヶ月間で食べたものを質問表で尋ね、それを基に調べた
同時に世界的に使われている質問表でうつ症状を聞いた

統計手法で『健康日本食』『肉などが多い動物性食』
『パンなどの洋風朝食』の3種類について各人の食事パターンを
強、中、弱に3分類、うつ症状との関連を見た

健康日本食の傾向が強い人はその傾向が弱い人に比べ
うつ症状の頻度が44%と低かった
動物性食と洋風朝食のパターンではうつ症状との明白な関連は
みられなかった

溝上部長は『特定の栄養素でなく食事のパターンで解析したことに
意味がある。うつ症状になった人がきちんと食べていない事もありうるので
因果関係までは言えないがうつの予防に日本食が役立つ可能性はある」
と話している

今回の健康日本食パターンとした食品は
ニンジン、カボチャ、キノコ、緑の葉野菜、キャベツ、白菜、ダイコン
かぶ、その他根菜、豆腐、厚揚げ、納豆、海藻、芋、果物、緑茶、小魚

・・・・・やはり食べ物が体を作り、体が心を作るんですね・・・・・

<矢車草が咲いていました>