子どもの心と体の健康は食事から

B君の場合
「学校に行かないので生活時間が家族とずれてしまい
食事も家族と食べることはなく
高校生なので親に世話を焼かれるのも抵抗感があるようで
自分で勝手に食事するのでカップラーメンなどが多くなるようです」

しかし実は食べ物は皆さんが思っている以上に重要で
心と食べ物は密接に関連しています
例えば血液の質が脳の働きを左右しますが
その血液は食べ物や飲み物から作られます

例えばカルシウムが不足すると興奮性が出てきて
イライラしたりムカついたりすることが分かっています

また低血糖になると全身の細胞の元気がなくなり
だるい、疲れやすい、横になりたい、集中力がなくなる、何もやる気がしない
などとだんだんうつ的になるといわれています

脳細胞の1番の栄養はビタミンB郡だから不足したら脳が働けない
また食品添加物、農薬、鉛の影響も心配です
自然の食品にはたくさんのミネラルやビタミンなどの栄養がバランスよく入っています

ところでカップラーメンの原材料名のところを見たことはありますか?
名前を聞いてもよく分からないような添加物が入っていますね
たまに食べるなら良いけれど成長期の子どもが
毎日のように食べるのはどうでしょうか?

そこで私からB君のお母さんに提案します
おにぎりをつくって冷凍しておけばB君が自分でチンして食べられますよね
理想的には栄養のバランスが良い玄米が1番ですが
最初は胚芽米や、白米に雑穀米を混ぜたものでもいいですね
中の具はカルシウムが取れるシラスがいいでしょう
塩はミネラル豊富な自然塩がいいですよ
あとはインスタントのわかめスープやモズクスープなど海草系で
ぜひ食品添加物無添加のものを生協や自然食品店で探して
いつでもストックしておいてあげましょう

好き嫌いが多いそうですが、それでも「自分が元気になるため」と
理解できる年齢なのでできることから始めましょう
実際に発達障害などの子どもが食事で改善される例もありますので
あきらめないでいろいろ試してみましょう

<クレマチスが咲きました>