いじめ9割が経験 被害、加害とも 小4〜中3継続調査 文科省

小学4年から中学3年までの6年間に
いじめられた経験を持つ子どもは9割に上ることが
文部科学省の国立教育政策研究所の調査で分かった

同研究所は「いじめは限られた子どもだけでなく
どの子にも起こりうることを受け止め
対策を立てる必要がある」と分析している

調査対象は首都圏内にある市の小中学校全19校
2004年度に小4だった596人が09年度に中3になるまで
毎年2回調査した

仲間はずれや無視、陰口の被害を1回以上経験したことがあると
答えた子どもは538人で全体の90,3%に達した
加害者としてこうした行為をしたことがあったのは88,9%
いじめに全く関わりのない子どもは1割だけだった

週1回以上の頻度で被害経験があったのは53,7%で
加害経験は43,1%
要因としては友人関係のストレスが最も大きかった

・・・・・当会のいじめ防止の出前授業でもやはり
被害経験も加害経験もあると答える子が非常に多いです
いじめがあることを前提に改善策を模索した方が良いと思います
大人が責任追及したり隠したりしていては
いつまでも子どもの最善の利益は優先されないでしょう・・・・・

<朝顔が咲きました>