アレルギーについて

自然治癒力を高める生活 福原宏一より

最近日本では乳幼児期にアトピー性皮膚炎、学童期にぜんそく
青年期以降に花粉症になることが多く
年齢の進行とともにアレルギーの病態が変遷するので
アレルギーマーチと呼ばれています
もちろんアレルギーが深刻の度合いを増すにつれて
これらのアレルギーはいずれの世代にも発症するようになりました

最近の食物アレルギーの三大原因は卵、牛乳、小麦です
日本人は従来これらの食品はそれほど多くは摂取していなかったのに
妊婦は栄養と思って毎日大量に食べるのが仇になって
胎児がそれらの蛋白にさらされ、離乳期以降にも摂取し続け
それらに感作されて食物アレルギーがまず引き起こされ
アレルギーがマーチ(行進)し始めるものと考えられます
食べ慣れていない食物には1世代や2世代では順応できないのです

30年前にはアトピー性皮膚炎も花粉症もほとんどなかったのですが
今では幼児のアトピーと大人の花粉症はいずれも数人に1人という激増ぶりです
これは大変な頻度であり誰に起こって来るのかわかりません

妊婦、授乳婦と離乳期の乳児は鳥獣食を排除して
純和食に徹すればアトピーは起こることはなく
その後アレルギーに悩むこともありません
少なくとも鳥獣食を半減して和食を多いに復活させることは
日本人全員が学校給食を含めて早急に行うべき時期に来ていると思います

・・・・・伝統的和食は私達日本人の長い年月の食文化であり、
風土に合った食生活ですので体に合っているようですね・・・・

<田んぼに稲穂が実っています>