来年度にも 報告集め予防教育 文科省
年間100人を超える小中高生が自殺していながら
半数が「原因不明」とされる中
文部科学省は自殺の背景に焦点を当てる初めての調査に乗り出す
これまで児童生徒の問題行動をめぐる調査の際
自殺と確定した場合だけを報告の対象にしていたが
「実際はもっと多いのでは」との指摘もあった
同省は自殺と断定できない「疑い事例」も加えて実態を把握し
学校での自殺予防教育を広めたいとしている
文科省のこれまでの調査で小中高生の自殺は
年間100人以上の高水準で推移している
だが理由は「不明」「その他」が6割
担当者は「毎年100人以上が自殺するのに理由ははっきりしない
これでは再発防止につなげられない」と危機感を募らせる
そのため文科省は自殺発生から1ヶ月以内に報告を求め
一定数が集まった段階で全国の状況を公表し
効果的な自殺予防教育につなげたい考えだ
背景調査を行なう上で課題は学校の自発的な報告に頼る点
文科省の担当者は「調査の狙いが学校や教員の処分ではなく
再発防止だと理解してもらうことが大事だ」と説明
正しい方向が上がる仕組みづくりも考えるという
・・・・・最近も小学校6年生の女子が自殺するという痛ましい事件がありました
女性の平均寿命が80才以上なのにわずか12才で人生が終わってしまった
彼女やご家族の無念さはいかばかりでしょうか・・・・・・・・
<ハナカタバミは次々に咲きます>