「よい子」が「困った子」になったとき読む本②

*「立派すぎる親」を子どもの前で演じてはいけない
親の欠点や人並みなところをちゃんと見せることは
親しめる親であるための条件です
「立派すぎる親」は子どもにとってマイナスであることが
いくらでもあります。
親をどうしても超えられない子どもがぐれてしまうこともあるし
無気力になってしまう話は昔からあるのです
手本が大きすぎたら親はわざと小さな手本にすぼめて
みせたほうがいいのです
多くの親は幸いにして実際は偉大な親ではないから
あるがままの姿を示せばいいのです

*友達に気を遣いすぎてくたくたになる子
友達関係の本質は自分が無理なくふるまい、相手も無理なくふるまい
それでいてしっくり行く状態です。
どちらかに無理があったら永続しません
友達関係だけなく人間関係全部に同じことが言えます
好ましい人間関係はお互いに無理が無い関係なのです
お母さんやお父さんの願いである多くの友達を持ってほしいという希望は
相手に気を遣うトレーニングをしたり、自分を抑えることをトレーニングしたり
することではかなえられないことがわかります
ただ人と遊ぶことが大好きな子どもに育てれば友達は自然にできるのです

・・・・・子どもにとって親はいかに影響力が大きいか。
人間関係もまた親から学ぶものなんですね・・・・・・

<ピラカンサスの赤い実も鳥達が食べに来ます>