現場「日ごろの会話大事」より
いじめの認知件数は文科省の調査で減少しているが
同省は実態を把握できていないとみて
昨年9月に全小中高校などにアンケートを要請
本年度中のアンケートの実施率(予定も含む)は
小学校は27道府県、中学校も30道府県で100%実施
他の都県もほとんどが90%以上だった
また学校教育法ではいじめの加害者を出席停止にする
具体的な規定を教委が定めるとしているが
「規定はない」と答えた教委は22,2%だった
現場では
「学校人数や年令によってはむしろアンケートでは把握しにくい」
「子どもとていねいに関わることが大前提」
「出席停止より粘り強く対応したいという思いがあるのかもしれない」
などの声がある
・・・・・実際にはいじめで自殺した子が、学校のアンケートでは
「いじめはない」と答えていた例もいくつかありました。
回収率の高さは目標ではありませんよね?
そのアンケートが何のために実施されるのか
本当のことを答えるのがなぜ大事なのか
先生の側にも子どもの側にも充分に理解されていることが
重要ではないでしょうか?・・・・・・
<梅の花が咲いていました>