雨宮正子氏に聞く「給食」より
*脱脂粉乳とパンの給食は1947年に戦後救済のガリオア資金
(占領地域救済政府基金)で始められた
アメリカのPL480(余剰農産物処理法)成立がからんで
向こうで余っていた小麦粉や脱脂粉乳がどんどん使われた
脱脂粉乳は家畜の餌だった
*輸入食品は学校給食でも本当に多い。ある町の学校給食センターで
使われている食材の産地は中国、アメリカ、カナダ、マレーシア、台湾
インドネシア、ブラジル、メキシコ、イタリア、ニュージーランド
フィリピン、オーストラリア・・・・・
そういう輸入食品の中で子どもたちが一番食べるパンから
猛毒のマラチオンが検出。残留農薬で発がん性や環境ホルモン作用がある
今、冷凍食品は年間150万トン生産されその51%が学校給食用
*1951年ユネスコが「学校給食及び衣服に関する勧告」を出した
●学校を新設する場合は学校給食室を必ず設置すること
●出来る限り子どもたちは過密を避けてゆったりした室内で
家庭の食卓を思わせるような円テーブルにつくこと
●備品類はただ実用的だということではなしに子どもたちがそれを
楽しいことだとして眺め、自分の持ち物のように大切に取り扱う気持ちを起こすように
<ストックも丈夫な花です>