里山には桜が咲いています

里山とは手付かずの雄大な自然ではなく
人間の手が入った暮らしに身近な自然です

日本の四季にあわせたささやかな営みがあります
だから誰にも懐かしさを感じさせる温かさがあるのかもしれません

高齢化がすすみ農業の担い手が減る中では
里山も荒れ果ててしまいますが
一度荒廃した環境の復元は困難を極めます

今ある貴重な里山を残すことは高度成長期をがむしゃらに突っ走ってきた
大人世代の責任ではないでしょうか

里山の雑木林からは鳥の声が聞こえてきます
小川にはホタルが飛び交い
水路にはザリガニが隠れています
田んぼではカエルの声が聞こえます
チョウチョやトンボも飛んでいます
土手にはたくさんのタンポポが咲きます
ツクシンボも顔をのぞかせます

ここは子どもたちへの大切な贈り物であり
都民の財産でもあります

<4月16日は田んぼの田起こしをしました。今年は人手不足のため米作りは休み、
代わりにサトイモとショウガの畑にします。収穫はノラボウ、ネギ、サニーレタス、セリ、
ノビル、小松菜の花とネギボウズはてんぷらに最高!>