3月以降東北の震災の被災地に多くの人の関心が集まり
全国からボランティアが集まって支援が進められました
そのせいか当会へのボランティア希望者からの問い合わせは
いつもよりありませんでしたが、
最近になってそろそろ夏休みも終わる時期になり
若者からの問い合わせが入るようになりました
その多くが教員、福祉職など将来の職業を見据えて
現場体験をしてみたいという熱心な方々です
これまでにもそのような動機等でボランティアを体験した若者が
14年間で230人以上いました
現在はそれぞれの職業を通して社会に貢献したり
中にはお子さんが生まれて母親になった人などもいます
ボランティア体験は将来の職業に直結して役立つ場合もありますが
それだけではありません
ボランティアという自由な立場で社会の様々な場面を体験することができ
それによって新たな自分自身を知ることもできます
また、人の役に立つことで自分をほめたり自信を持つことができるし
自己肯定感も高まり自分自身が元気になれるのです
誰かの役に立ちたいという気持ちで始めたのが
いつの間にか自分のためになっていたというなんとも不思議なお話です
<アスターが咲くころですね>