まずは鯉のたまり場をのぞきました
寒いので隠れてしまっているのか少ししか出てきませんでしたが
それでも悠然と泳ぐ大きな鯉の姿を見ていると
私たちの日頃のせわしない時間を忘れさせてくれます
それからは喫茶でいろいろおしゃべりしました
Aさんは「思春期が始まった!」ということでした
急に「お母さんはそばに近寄らないで」とか「僕に話しかけないで」など
今までにないようなことがいろいろ起きているようです
家族以外の人とふれあい刺激を受けることで何かが変わったんですね
これで親離れ子離れの第一歩、自立への道が始まりましたね
Bさんは里山で農業体験したらイライラが減ったそうです
それから「農業やっても生きていけるんだな」と
視野が広がったそうです
不登校の状態では親も子も煮詰まってしまいます
代わり映えのない日常の繰り返しでうんざりしているでしょう
このまま延々とこの生活が続くのかと思うと気も滅入りますよね
そんな時に非日常の空間を体験したりすると
何かのスイッチが入るのかも知れません
何しろまだまだ成長期の育ち盛りですから
これからも何が起こるかわかりません
親や本人が数ヶ月前には予想しなかったようなこともあるかもしれません
そう思うことが可能性を信じるということではないでしょうか?