毎年この時期は入学を前にした年長児とその保護者への
ワークショップがあります
これまで送り迎えをしてきた親子にしてみれば
いきなり子どもだけで通学する事に不安を持つのは
当然ですね
でも子育ては生まれたときからその不安との戦いでもあります
心配だからとずっと見ているわけにもいかず
その中で親も家事をしたり仕事をしなければなりません
子どもが幼い時は心配するのが親のつとめみたいですけど
心配でも少しずつ手を離していく時期もあります
そしていつかは子どもが自立できるようにするのが
親としての最大のつとめになります
実は子どもはどんどん成長していきますが
そのスピードにほとんどの親はついていけていません
例えば私たちのワークショップを保育園でやると
後ろで見ている保護者や先生方は驚く事が多いのです
いつもはしっかりしている子が意外と消極的だったり
自閉傾向などある子が非常に意欲的になったり
親が「うちの子があんなにできるとは思わなかった」と
驚いたりします
子どもは親や先生に見せない顔をいくつも持っています
先生の前ではいい子でありたいと思っているし
親の前では甘えたいと思っています
でもそれだけではありません
だからいろんな人と関わるのがいい刺激になるんですね
子どもは親だけが育てるものと思わないで下さい
いろんな人の手を借りたほうがいいんですよ
<真冬なのにロウバイが咲いています>