今起きていることはチェルノブイリの後のヨーロッパと似ています
食物ではキノコ、ナッツ、ベリー類、淡水魚など警戒すべきものは
だいたい分かっている
淡水魚は普段イオンが少ない環境に住んでいるので
海水魚に比べてイオンを排出する仕組みが弱く
(水中でイオン化している)セシウムもたまりやすい
店で売っている魚は大丈夫でも(福島周辺で)釣った魚を食べてしまうことで
思わぬ内部被爆をするおそれがあります
ただ1キログラム500ベクレルの川魚や銀杏を少量食べても被爆量はしれています
セシウムは6万ベクレルの摂取で1ミリシーベルトの被爆に相当します
年間の内部被爆を0,1ミリシーベルトにしたいなら6000ベクレルが目安になる
ベクレルの総量を知ることが大事です
ほとんど食べない食品はあまり気を使わなくていい
米のように年間60キログラムも食べるものは
規制値に収まる1キログラム100ベクレルであっても
年間6000ベクレルの取り込みになります
不幸中の幸いで汚染された地域は限定的です
食材や産地を選べば内部被爆は低い水準に抑えられそうです
どこまでリスクを避けるかは個人の判断であり価値観の問題です
どう判断するにせよ信頼できる情報が必要です
国や自治体は国民の食生活を守るという視点から情報公開を拡充して欲しい
生協や消費者団体が独自検査を始めています
公的機関とは独立の情報を市民の側から発信していくことも重要です
<フユシラズは名前のとおり寒さに強い>