いじめられた子どもの自殺

これまでもいじめのために多くの若い命が奪われてきました
命がけで書いた遺書を残したにもかかわらず
いじめと自殺の因果関係は不明とされたことも少なくありませんでした

いじめられ続けても学校に通い続けた子どもは
毎日どんな気持ちだったでしょうか

そしてとうとう耐え切れずに死を決意したとき
こころから血を流しながら遺書を書いたことでしょう

その時はつらくて死にたくなったかもしれないけれど
きっと楽しい思い出だってあったし
本当はもっと生きていたかったはずです

人は誰でもいつかは死にますが
年老いて体が弱って自然に死んでいくのと
生命力に溢れた若い命が無理やり死に追い込まれるのとでは
あまりにも死の意味が違います

1980年代から1990年代頃いじめられた子どもの自殺が全国で多発した時
私は子どもの人権への危機感からボランティアグループを立ち上げ
その後NPOとなって今年15年になります

この間150人ものボランティアが子どもの命を守る活動に参加して
いじめ防止の出前授業などに取り組んできましたが
全体の状況はちっとも改善されていないことは残念でなりません

<ひまわりのように子ども達には元気でいて欲しいです>