小中学校 発達障害6.5% 4割に支援なく

公立小中学校の通常学級に注意欠陥多動性障害
(ADHD)など発達障害のある児童が6.5%在籍していると
推定されることが文部科学省の調査で分かった
40人学級で1クラスにつき2〜3人の割合になる

発達障害の可能性があっても学校で特に支援を
受けていない児童生徒は約4割以上に上っている

今回の調査結果によると『書く』『聞く』『計算する」などの
特定の分野の学習に困難を示す『学習障害」(LD)の可能性があるのは4.5%

注意力の欠如や衝動性などを特徴とするADHDとみられるのは3,1%

知的遅れがない高機能自閉症と判断されたのは1,1%だった

発達障害と見られる子どもの割合は小学校7,7%
中学校4,0%で学年がすすむごとに割合は低下した

このうち約6割の子どもは
①座席の位置を教員の近くにする
②宿題を工夫する
③個別指導
などの支援を受けていたが、約4割近くが特別な支援を受けていなかった

<さざんかが咲きました>