杉山登志郎(編著)より
働く為に今、何をしたらいいのか
人は決して一人では生きられないのだから
自分を他の人に理解してもらうことと共に
自分が社会の仕組みを理解し
社会にあわせて自分を変えていくことの
両方が大切だと思う
私は社会人は3つのことが出来なければいけないと
教えている
『働くこと・生活すること・楽しむこと』の3つである
これらは互いに関連しあっているが
そのどれもが小学生の時から
家庭や学校でトレーニングすることができると考えている
1.『働くこと』の為には『作業面」と「態度面』の両面が大切である
作業面では①安全、②正確さ、丁寧さ、③能率、手早さの3つを意識する
『態度面』では①自分から気持ちの良い挨拶
②叱られたらすぐに素直に謝って次の行動に移る
③分からない時は空返事をせずに分かりませんと言う
④1つの仕事が終わったらきちん報告
等々良い対人関係を築く為に必要なことが強調される
企業で上手くいかない原因の大部分は
圧倒的にこの態度面の失敗である
2.生活することのためには
①炊事、②洗濯、③掃除、④金銭管理
3.楽しむことのためには
1人でも仲間とでも趣味や生きがいを持つこと
社会人には三つの柱があり、人間の基本は
真面目に生きることである
・・・・・これは全ての若者に言える基本的なことだと思います
そしてこれらは家庭でもトレーニングが出来るのですから
親の責任でもあります
社会で自立するためにはいい学校とかいい会社に
入ることではないことは確かですね・・・・・・
<セツブンソウは今頃咲きます>