学童の子どもたちの安全についてのアンケート結果

2014年度多摩地区の学童保育所14か所を訪問し
計480名に子どもの安全トレーニングワークショップを
実施しました

内容は子ども同士のいじめ防止と
不審者からの被害防止のための
ロールプレイ中心のプログラムです

終了後ふりかえりのアンケートを実施していますが
今回その集計結果の特に気になる部分がありました

質問:あなたはしらないひとからいやなことやこわいことを
 されたことはありますか?

答え: ある(57名) ない(389名)

質問:それはどんなことでしたか?

答え: ①声をかけられた 
 ・ゲームがあるからうちに来て ・ちょっと来て
 ・カードあげるからこっち来て ・こっちだよ
 ・名前教えて ・道を教えて ・店に案内して

 ②その他
 ・にらんでつれてこうとした ・おいかけられた
 ・ふんづけられた ・あとつけられた
 ・写真とられた ・頭をたたかれた
 ・エスカレーターでわるぐちを言われた

集計では480名中57名があると答えましたが
学童は低学年ですから1年生などは記入できない場合もあり
実際には10%以上の子どもが
不審者からのいやな思いや経験をしたことになり
予想以上に多いと感じました

いじめについては学校でも道徳などで取り組んでいますが
不審者への対応についての教育は少なく、
また家庭でも難しいため
現状は子どもを守る上で不十分であると考えられます