昔はよかったと言うけれど大倉幸宏より その6

6.甘かったしつけと道徳教育

1910年7月3日読売新聞より:
神社仏閣の建物を破損し樹木を折り、
停車場待合室は子どもの遊び場に占有され、
鉛筆や白墨の落書き、木橋の欄干をナイフで削る、

1927年12月13日新愛知より:
ひどく増えた列車に投石どれも子どものいたずらなので
鉄道当局は大弱り、乗客が負傷することもあり

1918年4月26日読売新聞より:
世間は今の修身教育に満足していないのは確かだ、
日本の道徳低下は認めざるを得ない

1913年西山哲治「悪教育の研究より」:
道徳教育上、教育勅語などの暗記,
暗誦を文部省は奨励している。
時にはその必要もあるだろう。
しかし現在小学校などで行われるのは
多くは無意味な機会的な暗記、暗誦で、
いわゆる論語読みの論語知らずの観がある

<ヒメオドリコソウが道端に咲いています>