日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか その1

児童精神科医の現場報告 古荘純一より

・自分自身のことを自ら考えるという概念は
 昔から存在していましたが、特に19世紀以降
 いろいろな研究がされてきたことが知られています

 自分を肯定的にとらえる、ということは
 人生の様々な困難を乗り越えて充実した人生を
 送るためだけでなく、他人と協働していくためにも
 必要なことだといえます
 自分を否定的にとらえると、他人とのことも否定的にとらえたり
 他人からの言動を被害的にとらえたりすることで
 関係がうまく成立しなくなってしまうからです
 そうなるとコミュニケーションをとることが難しくなってしまいます

<カンパニュラが咲きました>