民主と愛国 小熊英二より その3

1944年から始まった学童疎開で、
子どもの誰しもが言うに違いないこと、
1番つらかったことは何かの質問に対して、
お腹がすいたこと、家に帰りたかったことよりも、
仲間はずれと答えるだろう

宿泊所は班に構成され上級生が班長になり班員の生殺与奪健を握って
権限は先生以上のもので、気ままな横暴があった

疎開は24時間の集団生活であり朝から晩まで眠っている時間まで監視される状態
Sは作文コンクールで入選したことがもとで班長から集団リンチの対象とされ
皆の前で強引に裸にされた

<昼顔が咲いていました>