20年前の子どもたちのアンケートに
目を通しているところですが
人をいじめたり嫌なことをしたことがあるか
という質問には以下のように答えています
例えば
・クラスでいじめがあった時私もまじってしまった
・やくそくをやぶられてけんかした、ことばで
バカ、アホ、ドジをいってしまった
・今はやっていて、すごくほしくてとってしまった
・人がべんきょうしてるのにじゃましちゃった
・Aにたしざんがわからないときにこんなかんたな
もんだいわからないのかって言っちゃった
・ともだちが「いや」と言ったことをむりやりやらせようとした
・友だちに死ねっていった
・いじわるをした(うそのラブレターを書いたり、ムシしたり)
・ようち園の時、同じクラスの子とケンカをして
せなかにすなをいれた
・クラスでぶんたんしてやる時、きついことを言ってしまった
・ちょっとふざけて相手をかなしめちゃったとき
・勝手に自分一人で決めたとき
これらはいじめられた子の答えに比べると
数は少ないのですが、正直に答えているし
子どもなりに、後悔したり良心が咎めたり
しているのだろうと感じます
ただ一方で気になるのは、いじめられた子の答えに
お金をとられた、物をとられたというのが
結構あったのに対して、いじめた側の答えには
そういうことを正直に言うケースは
ほとんどありませんでした
お金をとられ続けて自殺するような深刻な場合もありますが
いじめた子どもの側はどのように自分の行動を
感じているのか、考えているのか
そういう考える力が不足しているのか
むしろ罪の大きさ故に答えられないのか
とても気になりました