武力で平和 無理 9条生かす道を 元海兵隊員のマイク・ヘインズより

海兵隊に入り2003年、イラク戦争に従軍しました
イラクでは毎日2〜4回は民家を襲撃したが
命令で受けた情報の6割は間違っていたんです

襲撃した家に若い年ごろの男性がいると逮捕して
遠い所で尋問する
連れていかれたほとんどが生きて帰れていないと思う

こんなことを毎日やっていたらどうなるか
死や痛みがどうなっていくか
自分の中の人間性が失われていくのを感じました

僕がバクダッドに派遣されたミッションは
「テロと闘ってこい」だったが、自分がやっていることが
テロだと思うようになりました

(イラクでの実戦的な経験は3カ月だけだが
心に負った傷を癒すのに10年かかった。
退役後はベテランズ・フォー・ピース「平和を求める元軍人の会」
のメンバーとして活動)

米軍の兵士は退役後、毎日20人自殺している。
戦場で衝撃的なことがあり心的外傷ストレス障害(PTSD)になり
立ち直れない人達がたくさんおり、おびただしい数の人たちが
自殺している。
戦争で死んだ数より自殺者の方が上回っています

米国の非営利団体「ナショナル・プリオリティーズ・プロジェクト」
によると昨年の米国の大統領予算案のうち
全体の半分以上を占めるのが国防予算で54%、6252億ドル

そしてその次が退役軍人への資金、つまり退役軍人の治療やリハビリ
再就職訓練などに充てられる予算で705億ドルにのぼり
合わせた戦争関連経費は60%になります

農業・食料の比率はわずか1%で、交通などのインフラが2%
教育はわずか6%です
米国は教育関係費の10倍を軍事に注いでいるのです

日本に来て感じることは
自分も含め、初めて日本を見たベテランズの他のメンバーは
日本の駅構内のトイレに設置されている温水洗浄便座や
綺麗に整備されている新幹線、舗装された地方の道路を見ては
「軍隊に金をかけない国のインフラはこんなに素晴らしいものか」と
終始、感嘆の声をあげていました

日本の皆さんがお持ちの憲法9条は、本当に素晴らしい大切なものです
9条を持っていることを大事にしてほしい
9条を軸に国際的なつながりから平和的なアプローチをしてほしい
9条を持つ日本は他の国に対して
平和のリーダーのお手本になれるはずです