プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」
対象は2年生6クラス
*内容
①いじめとけんかの違い(ロールプレイ)
いじめは力の差があり、一方的な力の乱用で
けんかは力の差がなく、双方向で、主張のぶつかり合い。
けんかは結果的に理解しあったり仲直りもあるが
いじめは理解しあうことも仲直りもない
②いじめと犯罪(パネル掲示)
子どもがいじめだと思っていることを学校の外でやれば犯罪になる。
例えば、恐喝、脅迫、強制わいせつ、監禁、殺人未遂、ストーカー
暴行障害、器物破損、名誉棄損など
③どうしていじめるのか
ネズミの実験でストレスがあるとイラついたりむかついたりする
④いじめと差別(パネル掲示・ロールプレイ)
どちらも人を馬鹿にしたり侮辱したり排除したりする
例えば、人種差別、性差別、年齢差別、職業差別、容貌差別、学歴差別など
⑤いじめてる方の気持ちといじめられてる方の気持ち
⑥日本と外国のいじめの違い
⑦いじめは犯罪。犯罪の被害を受けたら我慢しないで、逃げる、相談する
⑧自殺はなぜダメなのか
*以下は参加した子どもたちの感想の1部です
・子どもって怖いなあと思いました
・高校生になった時いじめられたらどうしようとか、先生にいんぺいをされたら
どうしようと思ったので、相談できるところがあるんだと思った
・ロールプレイや犯罪・差別のカードを自分で考えて判断する。
とても分かりやすく、またよい刺激になりました
・いじめは改めて悪いことが分かった。ズボンおろされて自殺してしまったことに
びっくりした
・ロールプレイを見てあっ、こんな風に言えばいいのかと少し驚きました
・演技が上手で、まじのみてるのかと思った
・今まで聞いたことのない犯罪が多くあったのでびっくりした
・いじめは犯罪につながってしまうことが分かりました。人権を守るために
いじめは減らさないといけないと思いました
・差別にはいろいろな種類があることを知らなかったので知れてよかった
学んだことをこれからもっと詳しく知りたいと思いました
・いじめなどばかばかしいと思ってましたが、そのばかばかしいことで
命をなくす人もいるんだなと考えました
・実際にいじめを今でも受けてるので、聞くのがとても辛く逃げ出したかったです
遠い所から来てくれたのはありがたかったですが、それでも辛く逃げたいと
感じてました
・今日の中で、実際にロールプレイを見て、パネルを張ったりしたことが
すごく印象に残った。あとネズミやネコのダジャレを使ったカードが
おもしろかった!