当会では、現在実施した出前授業のアンケート結果を
リアルタイムでブログにアップしていますが、
それと並行して過去20年間のアンケート集計作業も
続けています。
つまり先週はリアルタイムの分、今週は過去の分という感じで
集計作業は行ったり来たりしています。
わたしたちは統計の専門家ではないので
きちんと比較したわけではないのですが
実は最近、両者の明らかな違いが見えてきました
質問の中で「こまったことやいやなことがあったとき、はなしをきいたりしんじてくれるひとはいますか?」というのがあります
これに対して過去の分では、ほとんどの子どもが「はい」と答え、「いいえ」は
クラスに1人か2人で数パーセント以下でした
わたしたちが出会うのは圧倒的に小学生が多いので、
たまに「いいえ」があると幼い子どもの答えに胸が痛くなりました。
ところが、リアルタイムの分では「はい」がもちろん多いのですが、「いいえ」も
かなり多くなっています。中には数10パーセントというのも珍しくありません
このことは何を意味するのでしょうか?
以前に比べて
子どもたちにとって周りの人間関係に温かみが感じられなくなっているのでは?
こんな幼い子どもが孤独感や孤立感を抱えたり人間不信にならないように
わたしたち大人の責任は大きいのではないかと考えています