静岡県藤枝市の小学生切り付け事件

2018年6月
静岡県藤枝市の路上で、市立小4年の男児(9歳)が
刃物のようなもので切られ重傷を負った事件で
同小に侵入したとして建造物侵入容疑で
現行犯逮捕された少年=藤枝市=が
「小学校時代にいじめを受けていた。誰でもよかった」と供述した。
少年は18歳で同じ小学校の卒業生とみられ
「学校がなくなればいいと思った」とも供述している

2018年4月
中国陜西省楡林市で午後6時ごろ
下校途中の中学生らが刃物を持った男(28)に襲われ
生徒19人が男に切りつけられ
9人が死亡、10人が病院に運ばれて治療を受けている
男は以前同じ中学校に通っていた際
同級生にいじめられ恨みを抱いていたという

・・・・・・どちらも子どもの時にいじめられた経験から何年間も恨みを持ち続け
無関係の子どもたちを攻撃する犯罪を犯しました

いじめという暴力の破壊力と暴力の連鎖性について
私たち大人はきちんと認識しなければならないと思います

子どものいじめは当事者の一生だけでなく
周囲の社会へも大きな影響を与える深刻な問題です

いじめが起きてから責任の所在を問うのではなく
すべての子どもをいじめから守る予防原則が最も重要だと考えます