朝から3校を回り、計4回の出前授業をしました。
特に印象に残ったロールプレイがいくつかありました。
1.
スタッフ「クラスの男子グループにキックやパンチされてるんだ」
子ども「はっきりいやだって言えばいいよ」
スタッフ「えーっ、こわくて言えないよ」
子ども「そこは自分でがんばって」
スタッフ「いっしょについてきてくれる?」
子ども「いや、自分で言った方がいいよ」
スタッフ「じゃあ、はっきり言う練習するからてつだってくれる?」
子ども「いや、ひとりでがんばらなくちゃ」
スタッフ「わかった、がんばるよ」
*多くの子どもが「いっしょに行ってあげる」という場合が多いのですが
この子は最後まで譲りませんでした。
いじわるで言っているんじゃなくてこの子の」素直な信念のようなものを感じました。
2.
スタッフ「今からあの子、掃除道具入れに閉じ込めちゃおうよ」
子ども「だめだよ」
スタッフ「何でー、おもしろいじゃない」
子ども「ぼくは反対するよ」
スタッフ「わかった、じゃあ、やめるよ」
*「ぼくは反対」という言葉が新鮮でした
3.
スタッフ「このえんぴつと消しゴムもらったよ!」
子ども「だめだよ、買ってもらったばかりなんだから返して」
スタッフ「じゃあ、あとで返すよ」
子ども「せっかく買ってくれたお母さんに失礼だから、今返して」
スタッフ「わかった、返すよ」
*「お母さんに失礼」という言葉も初めてでした