いじめ当事者の子どもの声を聴く—(アドボカシー)

プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」
対象は6年生 以下は出前授業のアンケート結果です

Q1.あなたは誰かからいじめられたことがありますか?
A.・ある 23 %   ・ない 77 %

Q2.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
A.・いやな気持 ・ 自殺したかった!
 ・ずっと悲しくてつらくてしょうがなかった
 ・すごくいやな気持、いじめた相手に会いたくなかった
 ・なんでいじめてくるのかが分からなくてただ死にたい気持ちだった

Q3.あなたは誰かをいじめたことがありますか?
A.・ある 23  % ・ない 77 %

Q4.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
A. ・もうやりたくないと思い反省しました ・たのしかった
・やなことをされたしかえしができてスッキリした
・わるいなと思った ・そのときはわるふざけでやっていた

Q5.あなたは誰かがいじめられているのを見かけたことがありますか?
A.・ある 13 %  ・ない 87 %

Q6.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
A.・かわいそう ・おもしろかった ・止めなきゃ
 ・助けたいと思いました

Q7.ロールプレイを見て、「こんなことを言われた時、自分ならこう言う」
という言葉がありますか?
A.・職業差別で「あなたの親、やおやなんでしょ。わたしの親は社長なんだよ」
 →「それはぼくの親に言った方がいいと思うよ」
 
Q8.ワークショップの中で印象に残ったことや気付いたこと、その他意見や感想が
あれば自由に書いてください。
A.・ロールプレイでじっさいにやってもらえたので、わかりやすくてよかったです
 ・いじめや人権など、いつもより思った以上に差別やいじめはかこくだなと感じました
 ・自分の今までやってきたことをしっかり見直すことができ、反省することが出来た
 ・いじめられても勇気を持つことがとても大切だと思う。この授業を聞いて
 「こんなのもはんざいなんだ」とかよく分かるようにおしえてくれたのでうれしかった
 ・どうして人はいじめをしてしまうんだろう。どうして人はやみを持ってしまって
 いるんだろう。いじめなんてなくなればいいのにと思いました
 ・いじめは犯罪の1種なんだなと思った。いじめられて、いじめた方が
 ばっせられなかったら、とてもくやしいなと思った。
 だからリベンジのし方を知って、なるほどと思った
 ・いじめは重い犯罪なんだと思った。自殺している人が書いた遺書をかいても
 そのいじめた人がばっせられないと聞いた時、その人がとてもかわいそうに感じた
 ・私もデブとかデブスとか言われていたことがあって、友だちとしゃべっていて男子に
 通りすがりに言われて、いっしょにしゃべっていた女子の友だちでさえもなかった
 ように何も言ってくれなかったのが悲しかったです。先生も気づいていないのか
 何も言ってくれないし、止めてくれませんでした。とってもとっても悲しかったです
 ・ちょっとしたことでしんでしまう人、すごくかなしくなった

・・・・・いじめた子の気持ちを聞くと「いじめられたからやりかえした」というのが
本当に多いので、ただ一方的に怒るのではなく、そこに至る経緯を両方から
ちゃんと聞くことが大切だと感じます・・・・・