福祉専門職向けセミナー2回目の報告の第3段です(%ニコ女%)
今回は介助犬についてです(%エンピツ%)
日本介助犬アカデミー専務理事でもあり、医師の高柳先生にお話をいただきました。
介助犬について補助犬法についてお話がありました。
介助犬は、肢体不自由者の日常生活動作をお手伝いしてくれます。ですので、それぞれの障害者の日常生活や障害のレベルに合わせて育成していくことが必要です。
そのためには、資格をもった医療従事者の評価や意見が必要です。
しかし、動物が入ると医療従事者でなくても介助犬の育成ができてしまう事に疑問を感じている。
日本では、障害者が安心して社会参加できるように、身体障害者補助犬法が施行されました。
法律には、社会的な受け入れ義務、認定、医療と連携するなど法律のお話もありました。
介助犬を希望する人について
介助犬を希望する人の中には家族から犬の世話ができないのではないか?と反対されてしまうケースがあるが、介助犬の世話を自分ですることで誰かに必要とされているという意識がうまれ、できることは自分でするように頑張れるようになる。
(もちろん障害によってすべての世話をする事が出来るわけではありませんが、様々な工夫をし自分でできることは、この子にもっと色々な事をしてあげたいと思い前向きに頑張ることができる)
(%星%)自分にできない事を人に頼むことは、自分ではできないと認めていることになるが、介助犬に自分で指示をして介助犬にしてもらった事は、自分でできると思える。
介助犬を希望する方が全員が介助犬希望者になることがはできません。
高次脳機能障害、認知障害のある方→介助犬の日常の世話ができない。
障害者手帳を持っていない→認定を受ける対象にならない(補助犬法による認定)
経済的に不安がある方→介助犬の医療費や食費などは本人の負担になるので難しい場合もある。
介助犬の世話や健康、衛生面を考えるのも使用者の責任になります。
それぞれの育成団体で考え方など違いもあると思います。
補助犬を取り巻く課題はまだたくさんあるが、補助犬の問題は犬問題ではなく、障害者の社会参加の問題であるということを認識してもらいたい。
介助犬に関す情報は当会のホームページをご覧ください(%音符1%)
第3回の福祉専門職向けセミナーは
11月21日(土)22日(土)に開催いたします!
今回のセミナーは
(%緑点%)DVと動物虐待
(%緑点%)ペットの多頭飼育問題
についてのお話です。
ご参加ご希望の方は事務局までご連絡ください(%エンピツ%)
TEL045-475-4925 FAX045-475-4926