愛する・・ということ

結婚を希望している独身者の悩みの多くは、

・良い人との出逢いが無い。
・恋愛が続かない。
・恋人はいるが、結婚までいかない。

ほとんどの人が、愛する用意はあるけれど、
「この人は、愛するに値する人なのだろうか?」
と探る。

また、「この人は、どれ程、自分を愛してくれるのだろう?」
と憂える。

結婚までいたらない恋人同士は、
相手の欠点をも愛することを知らない。

「愛する」ということは、
能動的で、決して受動ではない。
つまり、
相手が愛するに値するから”愛せる”のではなく、
たまたま縁あった人を自分から愛する。

先日のイベントで、「理想の相手」を言ってもらった。
男女問わず、ほとんどの人が
「やさしい人」と答えた。

”やさしさ”とは、
相手の喜ぶことをしてあげる・・こと。

「愛する」ということは、
目の前にいる人の喜ぶことを
できる限り、してあげること。

結果は、神の領域。
だから、結果のことは、考えず、
ただ、ただ、喜ぶことをしてあげる。
至らなくてもいい、
至らないまま、
精一杯を尽くす。

そこに愛が生まれる。

どれ程に傷付いた心をも癒す「愛」が生まれる。

そうして、愛に満ち溢れた
おだやかな人生を・・
送って欲しいと心から願っている。